没落した一族の娘ソン・ドギムは、見習い宮女として宮廷に仕えていた。一方、国王・英祖の孫で世孫のイ・サンは、祖父により父を死に追いやられて宮廷で孤独に暮らしていた。サンはある出来事をきっかけに、ドギムにほのかな想いを寄せるように・・・

□韓国での放送情報:2021年
□監督/演出:チョン・ジイン
□脚本:チョン・ヘリ
□あらすじ:全36話
□各話あらすじ

赤い袖先 第1話
宮廷に仕える幼い見習い宮女ソン・ドギムは、本を読み聞かせる伝奇叟遊びが得意だった。ある日、ドギムは亡くなった暎嬪の弔問にひとりで行かされることになり・・・

赤い袖先 第2話
国王・英祖は「史記」を禁書に指定していたが、サンは密かに所持していた。サンを世孫から廃そうとする勢力は英祖にこのことを讒訴して英祖は激怒し・・・

赤い袖先 第3話
数年後・・・。都にトラが出没し、サンは自ら弓を手にトラ狩りに乗り出す。そんななか、東宮殿に罪人の子は王になれないという矢文が打ち込まれる。罪人とは英祖の命で死んだ思悼世子のことで・・・

赤い袖先 第4話
宮女たちに小説を朗読するドギムの声を聞き、サンは辛い記憶を思い出す。父の英祖に愛されず、息子のサンに辛く当たる世子。ドギムはサンに反省文を提出するがドギムは・・・

赤い袖先 第5話
宮女たちの祭りの晩に王宮にトラが現れる。ドギムはサンの頼みで、朗読すると言って宮女を集め脱出させる。ドギムがトラに襲われかけた瞬間、サンの矢がドギムを救うが・・・

赤い袖先 第6話
王妃の提案で、ドギムは筆写した書籍を提出するためひとりで英祖に謁見する。書を提出するだけで下がろうと思っていたが、英祖から筆跡を褒められて思わず・・・

赤い袖先 第7話
ドギムは、サンが兼司書ではなく世孫だと知りショックを受ける。一方、サンは秘密会議を持ち、トラを捕えた夜に自分を弓で狙った者がいると明らかにする。そんななか、ドギムたちが・・・

赤い袖先 第8話
笄礼を控え宮女たちは久しぶりに実家へ戻るが、ドギムが向かったのはサンの実母・恵嬪の屋敷だった。両親を失ったドギムを救った恵嬪は、恩返しとしてサンを監視し・・・

赤い袖先 第9話
恵嬪の命を受けたドギムは、世孫派の秘密会議・同徳会のために妓房に出入りするサンを尾行する。ドンノに見つかり殺されかけるが、サンに助けられ・・・

赤い袖先 第10話
正装したドギムを見かけたサンは、ドギムが王の寵愛を受けたと勘違いするが、笄礼のためだと知り安堵する。笄礼の日、恵嬪の指図で東宮と宮女の対面する順序が変更され・・・

赤い袖先 第11話
ドギムは禁足を命じられ部屋から出られないサンに代わり、同徳会に出席しサンの意思を伝える。サンの力添えになる人物として王妃の存在を思いついたドギムは、王妃の説得は・・・

赤い袖先 第12話
朝鮮の養蚕を奨励する親蚕礼の日。王妃は清国製の衣装で現れた和緩翁主を土下座させてする叱りつける。王妃は英祖に、和緩翁主のしつけを怠った過ちを謝罪し・・・

赤い袖先 第13話
ドンノとドギムの仲を誤解して不機嫌なサン。急きょ呼ばれたドギムはサンの沐浴を世話するが、湯を注ぎ足そうとして浴槽に落ち、慌てて服を着替える。それ以来サンは・・・

赤い袖先 第14話
ドギムは堤調尚宮から世孫の側室にならないかと言われ驚く。宮女から側室を出すのが宮女のためと言われるが、ドギムは宮女のままでいたいと断る。自分の人生を守るためドギムは・・・

赤い袖先 第15話
サンはドギムに、おまえの全ては私が決めると言って立ち去る。そんななか、英祖が認知症にかかっていることが明らかに。一方、提調尚宮は再度ドギムに、サンの側室になり・・・

赤い袖先 第16話
ドギムは英祖の前で暎嬪の弔問に訪れた日の話を語り、英祖はその日、ドギムに暎嬪の書を与えたことを思い出す。こうして、王室の物を盗んだというドギムの疑いは晴れ・・・

赤い袖先 第17話
サンは暎嬪の弔問で会って以来、おまえを忘れたことはないとドギムに語る。しかしドギムは、あの日の出会いは偶然だとつれない態度を取る。そんななか、英祖の認知症は・・・

赤い袖先 第18話
ドギムは、川に大量の火薬袋が流れていることに気づく。その上流は行宮で、サンを守る兵士が鉄砲を使えない。謀反だと直感したドギムは、信号凧を揚げサンに知らせると・・・

赤い袖先 第19話
サンは広寒宮の宮女たちの攻撃を防ぎ、行宮に駆けつけたドギムはサンの腕の中に倒れ込む。謀反の失敗を知った堤調尚宮は左議政をたきつけ、世孫は自分の力を見せつけるため・・・

赤い袖先 第20話
ドギムは先輩のカン・ウォレと見習い時代の師ソ尚宮の会話を耳にし、行宮を攻撃したのは広寒宮だと気づく。ソ尚宮の身を案じたドギムは、広寒宮の連判状からソ尚宮の名前を消そうと・・・

赤い袖先 第21話
王宮で宴会が開かれ、王の御前にケジャンと柿が出される。それは英祖が先王の毒殺に使ったと噂される品だった。英祖は激怒し、真っ赤に焼けた火箸を恵嬪に投げつけようとするが・・・

赤い袖先 第22話
廃世孫の危機を感じたドンノはサンに、王に譲位を迫るよう求めるが、サンは聞き入れない。ドギムはパク尚宮から、英祖が思悼世子の命と引き換えにサンの即位を約束した文書の・・・

赤い袖先 第23話
臣下たちの前でサンを責める英祖は、次第に混乱してサンを思悼世子だと思い始める。サンは泣きながら自分は世孫だと訴え、間違いに気づいた英祖はがく然とする・・・

赤い袖先 第24話
サンが王となり、堤調尚宮は英祖の面前で自害する。サンは起き上がれなくなった英祖を看病するが、英祖は祖父を許してくれと言い残してこの世を去り・・・

赤い袖先 第25話
王となったサンは、ドギムに自分の側室に入ってくれと頼むが、ドギムは返答をしない。そんななか、サンの暗殺を狙って逆徒が襲いかかるが失敗し・・・

赤い袖先 第26話
異母弟の恩全君、左議政のホン・ジョンヨ、叔母和緩翁主の息子と、次々に反対派を処刑するサンは、苦しみのあまり酒に溺れる。ドギムを引き寄せ口づけをしようとしたサンは・・・

赤い袖先 第27話
サンは、都承旨・ドンノの妹で側室に入った元嬪ホン氏のもとで夜を過ごすことに。ドギムは留守番をしているうちに眠ってしまうが、目覚めると隣にサンがいてサンはドギムに・・・

赤い袖先 第28話
ギョンヒ以外にも宮女が次々と王宮から姿を消し、ドギムは仲間と共にギョンヒたちの行方を捜す。ドギムは池に浮かぶ香袋をギョンヒの物だと思い、池に飛び込み・・・

赤い袖先 第29話
大妃に元嬪殺害の罪を着せるドンノの計画を知ったドギムは、ひとりで広寒宮に向かうがドンノに捕らえられてしまう。ドンノがドギムにでっち上げの文書を書かせようとした瞬間・・・

赤い袖先 第30話
サンとドギムは接吻を交わすが、サンの口から出たのは王宮を出て二度と目の前に現れるなという言葉だった。王宮を去ったドギムの部屋で、サンは破られた禁書の頁を見つけ・・・

赤い袖先 第31話
ドギムは宮女として王宮に呼び戻され、新しく側室となった和嬪付き宮女の中にドギムの姿を見たサンは驚きを隠せない。そんななか、共寝の日取りを伝えるよう和嬪に命じられたドギムは・・・

赤い袖先 第32話
ドギムに嫉妬する和嬪は大妃の前で、ドギムが男と会っていると伝える。男とはドギムの兄ソン・シクのことだったが、ドギムは兄の立場を考えて否定しない。大妃は宮女の私通は・・・

赤い袖先 第33話
ドギムがサンの寝所に侍った翌日、ギョンヒはドギムに王様を信じてはいけないと言う。ソ尚宮も、良い王様が良い夫とは限らないと浮かない表情で・・・。それから10日間、サンは・・・

赤い袖先 第34話
宜嬪となったドギムとサンの子・文孝世子が麻疹で幼い命を失う。懐妊中のドギムは、我が子の最期を看取ることができない。嘆き悲しむドギムにサンは、王族として毅然とした態度で・・・

赤い袖先 第35話
大妃の兄が流刑の地で亡くなる。大妃は王宮とは華麗な牢獄だ、閉じ込められた自分は兄の弔問にも行けないと悲嘆する。体調を崩したサンにドギムは、昔のように詩経を読み聞かせて慰めるが・・・

赤い袖先 第36話(最終話)
ドギムの死後、サンは世継ぎのために新たな側室を迎えてドギムのことは忘れようと決意する。時は流れ、サンの治世は太平聖代と呼ばれていた。サンは、提調尚宮になっていたギョンヒから・・・

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